学校長挨拶


 

ご 挨 拶

 

 北海道釧路養護学校のホームページを御覧いただきありがとうございます。
 
 本校は、日本最大の湿原である「釧路湿原」や特別天然記念物に指定されているタンチョウなど、多くの野生生物の貴重な生息地でも知られる、都市部と雄大な自然が融合した釧路市に、北海道東部の知的障がい教育校の拠点として、養護学校が義務化となった昭和54年に開校いたしました。開校以来、長年にわたり保護者の皆様をはじめ地域の方や関係機関等の皆様のご理解とご支援を受け、日々の教育実践を積み上げてまいりました。
 令和7年度は、小学部13名、中学部12名、高等部26名の新入生を迎え、全校児童生徒218名でスタートいたしました。子供たち一人一人が関係する多くの方々との触れ合いの中で、感謝の気持ちをもち、自分の夢や希望に向かって、友達と笑顔で生活することができるよう教職員一同、努力してまいります。
 特に今年度は、学校教育目標「今を 明日を 自分らしく 心豊かに 生きる人を育てる」の達成に向け、「児童生徒の地域生活につながる教育活動の推進と協働体制の充実」を重点とし、全教職員で進めてまいります。
 本校が開校以来歩んできた歴史を十分におさえながら、児童生徒の将来の生活に必要な経験の拡大を図る教育活動を多く取り入れていきます。児童生徒の学校生活、家庭生活、地域生活、そして将来の就労生活など、あらゆる生活場面に対し、生活を豊かにしていくためにも、皆様方との「つながり」を大切にし、連携・協働体制の構築を図ってまいりたいと考えております。
 児童生徒一人一人が地域の中で、自信をもって社会参加していくために、我々教職員一同、新たな発想をもって積極的に挑戦してまいりますので、今後ともご協力とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

令和7年4月                                           
北海道釧路養護学校長 山 﨑 淳 也