11月９日(木)、中学部２年生は「いろいろな施設について調べよう」という学習の一環として、釧路市中央図書館へ校外体験学習に行ってきました。最初に、図書館の方から施設についての説明を受け、生徒達は様々な部屋があることに驚いているようでした。館内の見学では、７階のラウンジから北大通りを眺めたり、４階の子供向け図書コーナーで、思い思いに本に触れたりすることができました。さらに、一般の利用者が入室できない保管庫も見学しました。たくさんの本や貴重な新聞を興味深く見学していました。最後は、図書館の方へ、事前に考えた質問をインタビューし、それぞれ疑問を解決することができました。様々な体験を通して、より一層学びを深めることができました。

９月26日（火）、中学部全学年でスクールバスに乗って標茶高校に行きました。到着すると玄関で標茶高生が出迎えてくれ、自己紹介や「猛獣狩りに行こう」「じゃんけん列車」のゲームをして交流しました。標茶高生が用意してくれたじゃんけんカードを使用し、たくさん話をして生徒たちはとても楽しく過ごすことができました。帰りには、見送りをしてくれた標茶高生にたくさん手を振り、バスの車内で楽しかった話をして、生徒一人一人が思い出に残る、充実した時間を過ごすことができました。

　中学部３年生は、７月１２日（水）から２泊３日で、千歳・札幌・北広島方面に見学旅行に行ってきました。事前に見学先について調べ学習をしたり、持ち物を確認して旅行の準備をしたりしました。１日目の見学地である新千歳空港では、飛行機の離着陸を食い入るように見つめていました。２日目のくるるの杜では終わりの合図に気づかずに夢中になってハスカップを収穫し、白い恋人パークでは工場見学でお菓子ができあがる瞬間を見学しました。３日目は、今年完成したエスコンフィールドに行き、球場の大きさに圧倒されてきました。

　今回の見学旅行で、学級や学年の結束が高まったように感じます。この経験を今後の学習や行事の取り組みに活かしていきたいと思います。

　３月15日に第44回中学部卒業証書授与式が執り行われました。中学部生活３年間を振り返ると、新型コロナウイルス感染症の流行から始まった中学部生活。これまで当たり前に行われていた教育活動が制限されていく厳しいスタートとなりましたが、そのような逆境にも負けず、１日１日を大切にしながら過ごしていくなかで、心も身体も立派に成長してくれました。４月からは高校生となります。急激な環境の変化への対応が求められる時代ですが、この３年間の経験が必ず活きてくると思います。20名それぞれが新たなステージで活躍してくれることを楽しみにしています。ご卒業おめでとうございます。

　６月１６日（木）に小学部の児童を対象に、芸術鑑賞会を開催しました。新型コロナウイルスの影響で、開催が２年間見送られていた行事ですが、感染者数の減少により、体育館の上限人数が変わったことで、全学年の鑑賞が可能となりました。今年度は、日産労連NPOセンター『ゆうらいふ21』とNPO法人　おはなしキャラバン『つばさ』による、人形劇「３びきやぎとトロル」を２部公演とすることで、全学年を２つのグループに分けて鑑賞することができました。子供たちは生の演劇を鑑賞することで、直接芸術にふれることができ、有意義な時間を過ごすことができました。

　６月９日（木）、高等部１学年は「釧路の産業を調べよう」という学習の一環として、釧路和商市場に行ってきました。事前学習で指定された場所を探して写真を撮ったり、魚を販売している商店の店員さんに魚に関するインタビューをしたりしました。「以前はたくさん獲れたが、今は少なくなった魚」「おすすめの魚」「和商市場の名物」「一番値段の高い魚」など、現地に行ってインタビューしなければ分からないことをたくさん知ることができ、とても有意義な学習となりました。事後学習ではグループごとにまとめたことを発表し、学習をさらに深めることができました。

６月１日（水）、小中学部の児童生徒を対象に交通安全教室を行いました。釧路市役所の市民生活課交通安全推進員の皆さんに来校していただき、基本的な交通ルールやマナーを学びました。当日は雨天のため、公道での練習は行いませんでしたが、学年毎に体育館に用意した模擬信号や横断歩道を使って、模擬道路を渡る練習をしました。子どもたちは、左右をしっかりと見て、安全に渡ることができていました。今回の交通安全教室で、子どもたちは改めて安全について考えることができました。今後、校外で活動する際に、今回の学習を生かしていきたいと思います。

 5月11日（水）、10時40分頃から校地内での避難訓練を行いました。

この度の訓練では予期せぬ災害に備え、事象発生時に適切な判断をするために、出火場所を訓練当日に伝え、適切な避難場所へ移動することを行いました。

避難中の児童生徒は、不安を感じながらも迅速に行動する様子が見られました。

その結果、非常サイレンが鳴ってから避難場所に避難完了するまでの時間が、前回よりも3割程短くなりました。

久しぶりの日記更新となりました。日誌の更新が止まってしまい申し訳ありませんでした･･･。

今年度も不定期ではありますが、学習活動や学校行事等の様子を中心にアップしていきたいと思います。是非、ご覧ください。

　12月24日に第２学期の終業式が行われました。新型コロナウイルスの感染状況ならびに感染対策に留意しながら小６、中３を中心に卒業式に向けての取り組みとして、体育館での式に臨みました。また、その様子をZOOMで配信し、全校一斉に終業式に挑むことができました。学年ごとに式に参加し、さらに体育館での緊張感漂う式を配信することで、これまでの学級での様子とは異なり、それぞれ緊張感や厳粛さを味わいながら姿勢を正して式に臨む児童生徒が多く見られ、それぞれの思いを抱きながら、２学期を締めくくることができました。３学期また皆さんと元気に会えることを楽しみにしています。

　12月10日（金）に３名の助言者をお招きし、小学部２年生、中学部１年生、高等部１年生の各学部の授業を参観していただきました。事後検討会では、Google Jamboardを活用した検討を行い、助言者の先生方には「主体的・対話的で深い学びの視点」からお話をいただきました。日々の授業を見直す貴重な機会となり、今後の授業改善につながる一日となりました。

　９月30日（木）、標茶高校と交流をしました。５月に標茶高校の生徒のみなさんが本校に来る予定でしたが、コロナウイルス感染症の影響で間接交流という形でお花をいただき、大事に育ててきました。今回は、Google Meetを使って、育てた花の写真を見ていただいたり、一緒にダンスを踊ったり、クイズを出し合ったりとそれぞれの学年が準備した内容で交流しました。直接、交流することは叶いませんでしたが、笑顔が沢山見られた楽しい時間となりました。
    

小学部２年生の生活単元学習では、買い物学習に取り組んでいます。校外での活動が制限される中、グループに分かれて校内で買い物の疑似体験をしています。お客さんになりきってレジで「お願いします」と言ったり、iPadに導入されている「レジスタディ」というアプリを使って店員さんになりきって接客をしたりしています。また、模擬自動販売機でお金を入れて、ジュースを買う学習にも取り組んでいます。新型コロナウイルス感染症が落ち着いて、この学習を生かせる日が来ることを願っています。