釧養日誌
中学部、体育大会を行いました
9月19日(金)、秋晴れの下、中学部の体育大会が開催されました。今年は初めて保護者の皆様にも応援にお越しいただき、生徒たちは大きな声援を力に変えて、赤・青の2チームに分かれ熱戦を繰り広げました。障害物競走や全員リレー、ダンスでは、仲間と息を合わせ、最後まで諦めずに取り組む姿がとても輝いていました。開会式・閉会式は生徒会の進行で行われ、1学期から積み重ねてきた体育の学びの成果が十分に発揮された一日となりました。この経験を大きな自信にし、これからの学校生活や学習につなげてほしいと思います。
小学部5年生 宿泊研修に行ってきました
小学部5年生は9月11日、12日に、白糠町、音別町方面に宿泊研修に行ってきました。白糠アイヌミュージアムポコロでは、ムックリの演奏を聴いたり、アイヌの暮らしを表現したジオラマや、伝統的な工芸品を見学したりしました。音別町体験学習センターこころみでは、「ストラップづくり」や「手づくりキャンドル」などの体験活動や、体育館でのレクリエーションを児童同士が協力して、楽しみました。食事や入浴では、普段の学習を活かして、自分でできることを率先して行い、またポコロ見学やレストランでの昼食は社会におけるルールやマナーを意識して過ごすことができました。児童にとっては初めての泊を伴う学習で、期待や不安が入り交じる中での出発でしたが、一人一人が大きく成長した宿泊研修になりました。
第二回避難訓練を実施しました。
地震・津波災害を想定した避難訓練を9月3日(水)に実施しました。この避難訓練は、近い将来、道東に今後30年以内に発生すると予測されている震度6弱以上の大地震と20m超の大津波に対して、児童生徒が安全に避難するための知識と命を守るための行動を身に付けること、教職員が児童生徒の安全な避難誘導の確立を目指して、日頃から地震・津波災害に対する危機意識を高めることを目的として取り組みました。今回の訓練では全学部の児童生徒が高等部屋上まで避難完了するまで12分11秒でした。事前の防災学習を通して、児童生徒は地震と津波の恐ろしさを知り、真剣に避難訓練に取り組む様子が見られました。
今後も継続して、児童生徒の安全と命を守るための防災教育・防災学習に取り組んでいきます。
中学部3年生 見学旅行に行ってきました!
7月9日から2泊3日で、千歳・札幌・小樽・北広島に見学旅行に行きました。事前に見学する地域について調べたり、出発を楽しみに持ち物を確認して旅行の準備をしたりしました。1日目、新千歳空港では展示されていたCAさんが使う電話や飛行機のタイヤ、飛行機の離着陸を実際に見ることができました。2日目、おたる水族館では館内を見学した後、セイウチのショーを見て楽しみました。ロイズ&カカオチョコレートタウンでは建物内の体験ブースやチョコレート作りをしました。事前に考えたイメージに仕上がり笑顔で終えることができました。3日目、エスコンフィールドでは緑の芝や選手の壁画をバックに写真撮影をしました。スムーズに行動することができ、敷地内の遊具で遊ぶ時間をとることもできました。
全日程を通して、集団でどのように動くとよいかを考えながら、皆が楽しむことができた旅行になったのではないかと思います。この経験を今後の学習や行事の取り組みに活かしていきたいと思います。
小学部 芸術観賞会を行いました
7月9日(水)に日産労連NPOセンターゆうらいふ21のみなさん、NPO法人おはなしキャラバンつばささんに来校していただき、小学部の児童が人形劇を鑑賞しました。今回、鑑賞した演目は、「魔法使いピートの冒険」です。人形のリアルな動きや次々と変化していく舞台美術に児童達は釘付けでした。劇中では、児童数名が劇団の方と一緒に魚釣りをする場面もあり、楽しそうに次々と魚を釣っていました。ただお話を聞くだけではなく、参加型の人形劇なのもおはなしキャラバンつばささんの魅力の一つでもあります。鑑賞後は、登場した人形達と一緒に記念撮影をしました。人形とハイタッチをしたり、「また会おうね」と声を掛けたりする姿が見られました。本物の演劇を身近に感じることができ、とても良い機会となりました。